2007年8月 7日 (火)

がばい魂な高校総体・視察

クミチョーのヤッコです。

すっかり全国区になった「がばい」という言葉。
実は意味を知っている人は、少ないんじゃないかと思います。
「がばい」は、大間語にすると「うだで」。
あ、余計わかりませんか。

本題に入りましょう。
教育委員は毎年、視察ってやつに出かけます。
こどしは佐賀で行われる高校総体、つまりインターハイに行ってきました。

青春・佐賀総体、7月28日開会式の日。
前日は36度という猛暑を記録したそうな。
青森県教育委員ご一行さまは、お揃いの白のポロシャッツに、
胸にはアップリート君(スポレクのキャラ)を付けて、心はひとつ。
びくびくしながら佐賀駅に降りたった。

なんだ?なんだ?このジージーとうるさい音は???
一同、首を傾げる。
「セミじゃないですかね〜」「うわっ、セミだ!」
セミの声すら、聞いたこともねーぜの寒冷地・青森軍団。
われらは、生きて故郷に帰れるのだろうか…。

開会式の会場は、佐賀県総合運動陸上競技場。
ばっきんばっきんの晴天なり。
スタンドに入る前に、控えのサブトラックに向かい、選手たちと結団式。
入場行進を待つ選手たちが、各県のテントの周辺に集まっている。
すでに、息が苦ぢい〜。気の利いた言葉も浮かばない…。
わが県の選手は、やっぱり色が白いな〜。
色黒どもに、負けるなぁぁぁ〜〜。「ぐあんばーれ〜い〜!!!」
なんだか、ヤケクソの激励になってしまいました。
まだ9時前。われらは、生きて故郷に帰れるのだろうか…。

会場スタンドに入るときのセキュリティー・チェックは
それはそれは厳しいものでした。
意表を突かれたのは「日焼け止めクリーム」。危険物として奪われてしまったのです。
寒冷地仕様・色白ぷりぷりお肌の女子二人にとって
精神的なダメージは、大きいものでした。
あとでわかったことですが、これは皇太子さまがいらっしゃるかららしい。
皇室的には、高校総体は皇太子さま、国体は天皇陛下
という役割分担がされているとのことでございます。
皇太子さまがいらっしゃるかどうかで、その大会の格っちゅうか
バリューちゅうか、そういうのに関わるわけで、
皇太子さまがご出席くださるかどうかは、非常に大切なことらしいのです。
むむ〜、わかる気がします。

炎天下のスタンドで待つこと30分。
もはや口数も少なくなってしまった青森軍団。身動きもできない状況。
ちなみに、黒石の教育委員・高橋さんは、こんな感じ。
携帯で自分の顔も撮ってみましたが、あまりに美しすぎて
だんなに離婚されそうなので消しました…(涙)。

Saga2

午前10時、いよいよ開会式開幕〜。
入場行進は、やっぱり北は北海道から。
わが県選手団は、早々にやってきました!
手には、ねぶた用の鈴の付いたウチワ。来賓席の前でアピールすると
涼しげな音が響きました。
堂々と、とてもリラックスした感じで、応援団を見つけると
笑顔で手を振っていました。

一人一役。
この佐賀の高校総体では、運動部以外の生徒たちも
いろんな形で大会に関わっていました。
「インターハイ」という言葉を聞いただけでも
私なんかは、なんだか眩しくて目がしばしばしてしまう。
ここは、それほどの憧れの舞台。
運動部の選手はもちろんのこと、たとえ運動部の選手でなくとも、
かけがえのない高校生活の中でインターハイに関わるという体験は、
とても得がたいものだと思います。

Saga1

このインターハイ、平成22年には全国一巡するらしい。
で!しょっぱな23年が、青森県メインの北東北3県開催になるのです!
力を入れない訳にはいきませんぞ!

日本の頂点の舞台に、堂々と出ていける子どもたちを育てる。
わがふるさとの指導者たちは、すでに23年を見つめておりました。

このあと、午後からは吉野ヶ里遺跡を視察。
ダメ押しの灼熱がばい汁を注入されたことは、言うまでもありません。
翌日は、朝から山田高校の器械体操を応援して帰途に。
なんとか生きて故郷に帰ってきました。
(ヤッコ)

Saga3

| | コメント (0)

2007年4月10日 (火)

チャレンジするということ

クミチョーのヤッコです。

本州最北端の女としてブイブイ言わしているこのアタクシ。
広くみなさまには、この突端の町から地の果てまでも
自分でブイブイ車を運転していくようなタフなイメージを持たれているようです。
その一方で地元・大間のみなさまには、基本的に一本道しか運転できない
へなちょこだという正体は、ちゃんと知られております。
しかーも出張のときには、1ミリほどの目を一生懸命かっぴろげて
半島の付け根の野辺地まで、なんとか2時間ばかし車を運転。
野辺地の駅前に車を置き、観光センターのトイレで目を5ミリぐらいに描き足したり、
まつげを伸ばしたり、シワを伸ばしたりしてから、JRで出かけていく。
そんな本州最北端の女の日常も、ばればれでござんす。

そんなわいが、車生活9年目にして、先週のどよんび(4月7日)に
初めて十和田市ってとこまで行きましたぜよ!
青森県立で初めての併設型中高一貫教育。
つまり、高校入試がなくて、中学校に入学すると高校卒業まで
6年間の一貫した教育を受けられる学校っちゅうこと。
そんな県立三本木高校付属三本木中学校の記念すべき開校式・入学式に出席。
達成感ぶりぶりでござんした!
いつものわいならば、野辺地駅からJRで三沢まで。そっから十和田観光電鉄で十和田。
十和田駅前からタクシーで三本木高校まで、という旅。
今回は、自分の家から三本木高校に、自分のクサレ車で乗りつけた。
ひゃっほぉぉぉ!

人間の心を元気にするのは、「チャレンジすること」だとわいは思います。
新しいことに踏み込んでいくパワー。一歩踏み出していく勇気。
苦しくても、不安でも、そこでよっしゃ!と力を出していかない限り
人間の心はしなびていくんじゃないかと思います。

さて。3倍を超える倍率をくぐり抜けてきた新入生80名。
彼ら彼女らにとっても、新しいチャレンジ。
今までにない学校づくりを行っていく校長先生はじめ先生方にとってもチャレンジ。
そのスタートの日は、すがすがしく、エネルギーに満ち溢れたものでした。

会場を満たしている晴れがましさに、パワーをもらい過ぎた本州最北端の女。
退場の時に、勢いあまって自分の足より前に、スリッパが飛んでいきました。
2メートルぐらいも。
一部の先生がた、一部の生徒たち、一部のマスコミのみなさん、そして県教委幹部に
しっかと目撃されました。
おいしすぎるぜ、島康子…(涙)。

Sanbongi1
米田校長先生と、お客様にお茶だしをしてくれた3年生女子と。

Sanbongi2
三本木高校と、新しい三本木中学校の校章。


| | コメント (0)

2007年3月14日 (水)

先生という職業

クミチョーのヤッコです。前回のつづきです。

このたび、4つの高校の卒業式に出席したゲリラ教育委員・島康子。
生まれて初めて、「先生」という職業に嫉妬を覚えました。
ああ、覚えましたとも。

式の終わり。退場する卒業生たちひとりひとりを
送り出すときの、担任の先生たちの顔。
がっちり握手しながら、生徒といっしょにぐしゃぐしゃになりながら
やさしくて温かくて、すがすがしくて、達成感に満ちあふれた顔。
こんないい顔になれるならば、先生ってものを経験してみたい!
と思わずにはおれんほど、いい顔だったんですよ、先生たちが。

大畑高校の赤木校長先生が、おっしゃってました。
「ふだん、どんなにコンチクショーと思っても
卒業式には、ほんとに先生でいがったと思いますよ」と。
先生たちの中でも「生徒の卒業式が一番幸せだ」と言われてることを知って
そっか、あのいい顔オーラは「幸せ」オーラだったんだと納得しました。

さて、せっかくなので各学校のゲリラ・トピックスを。

*3月1日午後2時〜:十和田工業高校*
1学年200人あまりのうち、女子は約1割という男子の熱気むんむん
の高校。が!答辞をやる生徒会長が、ぬわ〜んと女子だった。さらに、
次期生徒会長、つまり送辞の役もぬわ〜んと女子!奈良校長先生も
「前代未聞!」とおっしゃってました。加えて、このゲリラ女っちゅ
うことで、女子パワーを見せつけた(見せつけたのか?)卒業式でご
ざんした。
帰りに乗ったタクシー。運転手さんが「私もこごの卒業生なんです!」
と言った時、鼻穴が少し広がっていた。この写真は、そのタクシーから
胴上げの瞬間を撮ろうとして失敗の図。
Towakou

*3月2日午前10時〜:大間高校*
Ooma
受付をつとめていたのは、この三人娘(?)。来賓で入ってきて、いき
なり写真を撮るやつも珍しい。まあ、ゲリラだからね。
地元っちゅうこともあると思いますが、大間高校の卒業式は毎年、胸に
ぐっときて、うす汚れちまった心をいったん洗ってもらったような気持
ちにさせられます。今年、答辞を読んだ木村マスミちゃん。剣道で全国
大会にまで出場したがんばりや。「この大間高校の先生に出会えて、ほ
んとによかった!学業もがんばって自分も先生になりたい。そして、こ
の大間高校に帰ってきたい」という言葉に、会場内は涙ごーごーでした。

*3月2日午後2時〜:大畑高校*
いや〜、なんという縁の深さだべが。今回の大畑高校の卒業生と、この
ゲリラ女は、2年前の春に会っておるのです。当時2年生だったこの子
たちが春の遠足に大間に来てくれて、わいは大漁旗を振って出迎えたん
でござんした。その時に、わが町のアイドルジジ・かねたまるのおっち
ゃが、大間崎でガイドをやってくれたのですが、かつてテレビの取材が
入ったとき「わいだばマグロよりメロンが好ぎだじゃ!」と言っていた
のを見て、おっちゃのためにほんとにメロンを持ってきた。お茶目でノ
リのいい生徒たち。ほんとに卒業おめでとう!
きれいな花が並んでいる校内で、花を引き立てる赤木校長先生と坂本先
生。「今日だから飾ってるんじゃないですよ」「いつもこうですから」
と何回も念を押す先生たち。愛を感じます。
Ohata

*3月3日午前10時〜:大湊高校*
去年の高校総体で、陸上部が総合優勝!来賓に向かって、それを報告す
る星校長先生。当然のごとく鼻穴は全開でした。校長室のまん中に鎮座
ましましていた優勝旗。車のなかにカメラを忘れてきちまって、撮って
あげることができませんでした。ほんとにほんとに、ごめんなさい!
自分の母校だという県会議員さんの、熱のこもった祝辞と、堂々たる校
歌の歌いっぷりに、身が引き締まる思いでござんした。そして卒業生退
場のとき。来賓席の目の前のクラスでは、男子がひとりひとりこっそり
とお花を仕込んでいて、担任の女の先生に渡し始めたのでした。あああ
〜、たまらんんん〜。

| | コメント (0)

2007年3月 8日 (木)

卒業式というもの

クミチョーのヤッコです。

さて教育委員は、県立高校の卒業式で、「祝辞」というものを
述べる機会があります。
青森県の教育委員は、教育長という人を除くと5名。
県内の各地域にばらけるように選出されておりまして
わいの場合は、下北と上北、通称・二北(にほく)と呼ばれる地域が
お膝元っちゅうわけです。
この二北にある県立高校すべてから、卒業式のご招待をいただきます。
が、卒業式の日取りは重なっていることが多く
学校数も多いので、教育委員が出席できる学校にも限りがある
っちゅうわけなんです。そんなわいも、去年はなんと
大間高校一校だけ、というヘナチョコぶりでござんした。

そして、こどし。卒業式シーズンを前に、ひとつの決心をいたしました。
「この島康子。任期の間に、二北すべての高校を回らせていただきます!」
この決意を公にする場がなかったので、とりあえず晩メシ食ってるときに
マスオ(夫のことですが、名前ではありません。)に向かって
一応宣言しておきました。

ってことで、魂の祝辞ツアー(ツアーなのか?)の始まり〜始まり〜。
3月1日は、十和田工業高校
3月2日は、午前中「大間」高校。すかさず午後から「大畑」高校。
3月3日は、「大湊」高校。

卒業生たちに、私自身が腹の底から言ってあげられることを
わいなりの言葉で精一杯伝えること。
これが今回のゲリラ教育委員の挑戦であり、
これを勝手に「魂の祝辞」と名づけました。
ある意味これが、わいの走りこみ。
いや〜覚悟はしてたけども、やっぱりきつかった〜。
出発前の朝練までしちまいましたよ。
しかし、そのきつさを超えてあまりある感動を
もらうことができたのでござんす。詳しくは、次回。(ヤッコ)

| | コメント (0)

2007年3月 6日 (火)

ゲリラで、だいじょぶなのか?

クミチョーの島ヤッコです。

このまちおこしゲリラが、青森県の教育委員というものを拝命し
県会議員を前に、「魂入れてやります!」と大みえ切ったのは
去年の2月23日のこと。
それからほぼ1年がたちました。
カラ元気だけが取り柄の小娘が、「先生」と呼ばれてしまう世界。
どうも居心地が悪く、泳ぎ方がわからず、
もがいているような1年でござんした。

そして、こどしの正月。
おいこらヤッコ!おめはここまでの1年、魂入れてたか?
「魂入れる」って、こんなもんでねーべさとギアチェンジ。
ゲリラ教育委員なりの活動と、現場でぴしぴし伝わってくるものを
少しずつ発信していこうと思い立った次第でござ〜い。

魂入れていきます!
(クミチョー)

<教育委員・勝手に豆知識>
任命:委員は、当該地方公共団体の長の被選挙権を有する者で、
人格が高潔で、教育、学術、文化に関し識見を有するもののう
ちから、地方公共団体の長が、議会の同意を得て、任命する。

| | コメント (2)