2011年7月18日 (月)

南三陸町・イアンゲリラン計画にまつわる人

組長の島ヤッコです!

南三陸町・福興市への参戦、イアンゲリラン作戦。
ちょい番外編として、人がらみの話を写真とともに。

Hukko1

行商ゲリラとして、北のはずれのパンやのパンを
売って売って売りまくった、あおぞらゲリラ。
サンプラザ中野くんのライブでも、いちばんシャウトしてました。

Hukko6

助っ人に来てくれた山形最上のゲリラ同志・押切(右)とその仲間。
赤倉温泉にて被災者支援温泉をやりつつ、
石巻での泥だらけボランティア活動も大展開している、ホンモノです。
支援活動の合間をぬって、福興市にも来てくれた。

◎小渕浜支援活動と押切インタビューの映像が、これだ!頭がさがるよ~。
http://www.youtube.com/watch?v=MFY4k-xcnCY

Hukko8

NHKの、むしろねづっち。写真見れば、わがるよの。
政治番組担当の山口ディレクター。
朝いちばん入りには間に合わなかったが
お約束通り、ちゃんと来てくれた。

Hukko7

地元・南三陸町のワゲモノ(若者)との出会い。
マグのぼ星人と、記念のショット。
「大間にそのうち絶対、行きます!」と言うてくれた。

福興市が終わり、すばやいテント撤収の技を見せつけた
ゲリラ男子。その後、あおぞらゲリラは鳴子温泉に。
鳴子のゲリラ同志とディープな交流。

鳴子では南三陸町の人たちを、大勢受け入れしてました。
もともと南三陸の漁師さんたちの湯治場として
成り立ってきたのが、鳴子温泉。だから、今その人たちを
一生懸命支えている。それが当然だ、言うとりました。
だから、ことさらPRすることじゃーないと。

お泊まりした旅館大沼。天然記念物のカエルが鳴いてる
すてきな露天風呂あり。わいどが入ったときにも
ちゃんと鳴きました。それ以降、カエルの鳴き声を聞くと
旅館大沼を思い出すようになり、完全に刷り込まれました。
ってことを大沼さんに言ったら、「へえ、カエルそうなんだ~」と
とぼけてましたが、わいは絶対、刷り込み戦略だと睨んでいます。

Hukko9

Hukko10

そんな旅館大沼・湯守の大沼同志と、離れの山荘で朝ミーティング。
あおぞらゲリラはびんびんに刺激を受けました。
いつかここで、あおぞら合宿をやるのが夢になりました。

◎旅館大沼
http://www.ohnuma.co.jp/

Hukko11_2

そして最後の最後に、ようやく記念撮影!
ゆいネットの稲葉さん(キンズの右)とその仲間たちとあおぞらゲリラ。
このあと、わいは残って、登米(とめ)市のみなさんへ講演。
稲葉物置(とは何の関係もない)稲葉さんのプロデュースがなければ
イアンゲリラン計画は実現しなかった。この登米市さんでの講演も
福興市と絡めて段取りしてくれたのが、稲葉さんでござんした(涙)。

「これからも、東北のためにやっていこうね!」と稲葉さん。
女性ガンガン実業家の彼女は、さらに「むすび旅」(だよの?旅むすびだっけか?)という
旅行会社も設立。人と人、地域と地域を結び付けて独自の旅行商品を
ぶっかますと思われます。

◎ゆいネット
http://www.55yui.net/

わいども、ぶっかましていぐして!
(ヤッコ)

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南三陸町・福興市イアンゲリラン計画

組長の島ヤッコでごんす!

震災後、ずーーっとずーーっと自分の無力感にとらわれていました。
すぐに助けに行きたかったけど、行けない自分の弱さが情けなかった。
でも、カラ元気女は、カラ元気を出し続けるしかない。
このカラ元気にも、きっといつか出番がくる。
それが心の支えでした。

「島ちゃん、絶対、旗ふりに行こうね」と言ってくれていた仙台の稲葉さん。
「南三陸町の福興市に行かないかい」と声かけてもらったのが、
ゴールデンウィークあけ。悶々としていたわいの背中を押してくれた。

おっしゃ~!!!南三陸町さ行ぐどっ!
被災地へのメッセージを集めた、10メートルのマグロのぼりを
見でもらわねばね。

あおぞら組ゲリラ5人とヒバ開発(株)ゲリラ2人で、
福興市イアンゲリラン部隊を結成!
弘前大学の北​原先生から、「いつものようにバカやって、
被災地の人たちを明る​くしてこいよ」という激励の言葉をもらい、
迷うところなし。ぶっかますど!

6月26日にちよんび、会場入りして間もなくの写真が、これだ。

Hukko1a_2

まだテンションがいま一つ。ガレキと化してしまった周辺状況に
さすがのゲリラ軍団もショックを受けた。悲しい事実も知ってしまった。
「戦場役場職員です~!」と踏ん張っている、役場の宮川舞ちゃん。
福興市の実行委員として、走り回っていた。
こっちがメソメソしていられね~。
開会式のなかで巨大マグロのぼりをお披露目できるように
出番をつくってくれていた。おっしゃ~っ!!!

ステージの後ろでソッコー準備。マグロのぼりを汚さないように
広げて、金具をポールにつけてとごそごそやってたら、出番が来ちゃったよ~。

Hukko2

力の限り、心を込めてシャウトする、わい。
脇の下のウニをご披露している決定的な瞬間が、これだ!
実行委員会委員長の山内さんは、爆笑している。​
佐藤町長は、うっすら笑いか。そしていよいよ、マグロのぼりの登場~!

Hukko3

津軽海峡圏400人あまりの思いが詰まった、
これが巨大マ​グロのぼりぢゃ~!
油断してたときに登場~!となった​ので、
いちばん背のちゃっこいバグダンたらこが、3メートルの腹​のどごを持ってます。
助っ人で来てくれた山形最上のゲリラ同志・押切も、
いちばん大変な腹のどごを持ってくれてます。

Hukko4

このあとマグロのぼりは、会場をねりねりしながら
ご来場のみなさまに見ていただきました。

Hukko5

あとで佐藤町長が、わいどの販売テントまでやってきてくれた。
「町長~、もっ​と早く来れなくごめんなさい‥」とわいが言ったら、
「ちょうどよか​ったよ」って。「もっと早かったら笑えなかったから」
と言いました。
この人は、どんだけ大変な思いをしてきたことか。
生きていてくれて、ほんとにほんとにいがった、と思った。

同じ海のまちづくりをしてきた仲間たち。
その地にあるものを、どれほど大切に大切に磨いて育てていたのか。
私は知っている。そんなみんなが、いま、どれほど
無念な思いをしていることか。

それでも前を向いていこうとしている人たちのエネルギーと
その人たちを支えようと集まってきた人たちの善意の力が
大きな「気」となって、福興市会場に充満している感じがした。

わいの覚悟も固まった。
この人たちと、ずっとずっとつながっていく。

Hukko12

(ヤッコ)

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2011年6月 6日 (月)

メッセージ・マグロのぼり。フィナーレを飾ったのは!

ようやくこのマグロのぼりプロジェクトのレポートも、
最終回となりました~長くたな、ふ~の島ヤッコでごんす。

マグロのぼりにメッセージを書いてもらおうと
小学校回りを始ようとした初日が、4月8日。
大間町の奥戸(おこっぺ)小学校に伺う予定でした。

ところが!前夜、大きな余震発生。東北全域が停電。
その日は休校にせざるを得なかったため、
やむなく中止。11日の大間小学校がオープニングとなって
三厩・竜飛、松前、戸井と、津軽海峡を回りました。

そして迎えた4月22日。オープニングのはずだった奥戸小学校が
フィナーレを飾ることに。
「ただでかいマグロのぼりを泳がせるってことじゃなくて、
子どもだぢの思いがこもったマグロのぼりになって、いがったですね~」と
木村校長先生に言ってもらって、胸がいっぱいになりました。

Okoppe3

「5月5日に空を泳ぐのは、なんですかぁ!」という、わいの問いかけに
「マグロのぼりぃぃぃ!!!」と答えてくれた奥戸の子どもだぢ。

津軽海峡の仲間たちが、ぎっしり書いてくれたメッセージで、
余白が少なくなってしまいましたが、一生懸命書いてくれました。

Okoppe4

3・4年生が書き終わったあと、入れ替わりで5・6年生が。

最後にマグロのぼりと一緒に、記念撮影だぁ!
さあ、並んで!並んで!とやっていたら、
みんなが肩を組み始めました。

これぞまさしく、「つながり」ぢゃ~!

Okoppe1_2

奥戸小学校のみんな、ありがとう!

そしてわいは、伝説のマグロ漁師・浜端アニが頭を務める、大間漁協へ。
びっちりとメッセージが書かれてあるマグロのぼりを見て
アニが「おめどだば、はーはー、大したもんだ~」と、顔をくしゃくしゃにした。
「戸井さも、まづまえさも、三厩さも行ってきたして!」と、わいは鼻穴ふくらました。

Oomagyokyo1

ちょっと考えて、「前を向いて歩こう」と書いた浜端アニ。
「前だが?上でねくたが?」と、ユキヒロに突っ込み入れられ
「これでいいんだ!」と言っとりました。

そんなユキヒロたち職員のみんなも、思い思いに書いてくれました。

Oomagyokyo2

Oomagyokyo3

同じ海のまちの仲間たちに向けたメッセージ。
400人以上の思いが、ドでかいマグロのぼりとなって
4月29日、函館の空に泳ぎました!

これから、このマグロのぼりは、被災地を応援するための
さまざまな場面で、活躍することとなります。
その第1弾として、6月26日(日曜日)に開催される
南三陸町の福興市に登場~!

われら大間のまちおこしゲリラも、マグロのぼりとともに参上します!
南三陸町のみんなぁぁ!!!行ぐしてのぉぉぉ!!!

ってことで、最終回と言いつつ、終わんねーべさ。
まだまだつづぐして~。
(ヤッコ)

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戸井にも、行ってきましたぞ!つづき

このブログ。検索フレーズランキングの1位が「ケツゲ」になっておった。
どういうこっちゃの島ヤッコでごんす~。

4月20日、戸井西小学校をあとにして、
日新(にっしん)小学校へと向かういました。

戸井が合併によって函館市になる前、
戸井とここ大間とは、姉妹町であったのでござる。
なんと言っても、戸井と大間の間は17.5キロしかない。
今でも、大間の駅伝大会に戸井の子どもだぢが来てくれたり
戸井の音楽祭に、大間のグループが乱入したり。
行ったり来たりが続いております。

Nissin1

日新小学校のみんなも、一生懸命書いてくれました。
もはやここまでくると、300人以上のメッセージが書かれております。
全長10メートルのマグロのぼりも、だんだんと埋め尽くされてきた。

残されたヒレの先っぽで、あずましぐ書いてますな。

Nissin2

さあ、全員書き終わり、マグロのぼりをしまう。
大漁旗でつくったスペシャルバッグに格納するために
じょんずにたたまなければならんので
みんなで心をひとつに、最後の共同作業。

Nissin3

日新小学校のみんな!ありがとう!

このあとわれらは戸井漁協に向かうわけだが。
ぬわ~んと戸井にも、マグロのぼりが泳いでおった。
かなり小さい。
それでも毎年、新聞に取り上げられておるそうな。
写真を撮りたかったのだが、車を停める場所がなく断念。

そしていよいよ戸井漁協~!
今年の築地の初セリでは、戸井のマグロが最高値。
入口には、こんなノボリがっ!

Toigyokyo1

高橋常務のほか、職員のみなさんがどくどくとやってきて
メッセージを書いてくれました。

Toigyokyo3

Toigyokyo4

最後に記念写真。
しつこいようですが、わいの脇の下にあるのは、
毛ではありませんから。ノナですから!

Toigyokyo2

戸井のみなさん!ありがとうございました!

あと残すは、地元・大間漁協。伝説のマグロ漁師に
書いてもらわねば。
(ヤッコ)

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2011年5月29日 (日)

当然、戸井にも行ってきましたぞ!

松前から函館に戻ってきて、湯の川温泉・丸仙旅館でゆっくり。
翌4月20日に、いよいよ戸井へと向かいましたの島ヤッコでごんす!

湯の川から戸井までは、sachiyoと、その舎弟(なのか?)宮脇くんが
連れていってくれました。
わいどはまちおこしゲリラだが、そんなわいどが最も危険視している女。
それが函館のテロリスト、sachiyoである。
だいたいにして、ローマ字でsachiyoだから。それだけで危険だ。
校長先生にも「sachiyoと申します~」と自己紹介していた。
徹底している。

そりゃいいとして。
戸井には、戸井西と日新と、小学校が2つあります。
まずは、木造のかわいらしい校舎・戸井西小学校におじゃましました。

Toinisi1

なな~んとみんな、どんなメッセージを書くのか
事前にちゃんと考えてきてくれていた。
すんばらしい!

Toinisi2

わいの話も、一生懸命聞いてくれました。

Toinisi3

3年生から6年生までが次々に体育館に集まってくれて
丁寧に書いてくれました。終わりに、ひとりひとりがわいと握手やらハイタッチ。
あわてて運動靴を履き忘れて帰ってしまった男子もいたね。
ハイタッチも2回でした。
戸井西小学校のみんな、ありがとう!

Toinisi4

わぎの下がら見えでらのは、毛でねーよ。
ノナだしての。

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2011年5月24日 (火)

桜の町・松前に行ったときのこと

途中をすっ飛ばして、
先に本番のお披露目のことを書いてしまったけど
松前、戸井、そして奥戸小学校、大間漁協のことも
ちゃんとお伝えしたい!組長の島ヤッコでごんす~。

っちゅうことで、さかのぼっての4月19日。
しょっぱい川を渡って、函館のフェリー・ターミナルから
五稜郭タワーの中野常務の本気出したらとってもおっかねー車に
乗せてもらって、松前に行ってきました!
わいにとっては、初・松前。さすが城下町だけあって
やっぱりしっとり上品な、やさしいお味がする街だった。

だって、漁協の名前が「松前さくら漁業協同組合」というのだ。
漁協の名称に、「さくら」はなかなか付けれねーど。
松前は、わいが今さら言うまでもなく、全国的に有名な桜の町。
桜前線も、本州最北端の大間をすっ飛ばして
先に津軽海峡を渡り、松前に行くのでござるよ。

そんな松前さくら漁協に、まずはおんじゃましました!

Matumae3

マグロ延縄部会の部会長・小野寺さんはじめ
職員のかた、漁師さんだぢが、メッセージを書いてくれました!
松前の漁協でも、マグロと桜を組み合わせて
テーシャッツをつくるのだ!と、ライバル心をめらめらさせておりました。
「マグロ一筋」も負げねーどー!

そして、松前の元気な子どもだぢのいる松城小学校へ。

イケメン町長として名をはせている
前田町長も来てくれた!
盛り上がります!

まんずみんなに聞いてみました!
「松前の自慢のサガナは、なんですかぁ!?」

鯉のぼりではなく「マグロのぼり」に書いてもらう訳だから
わいが期待している答えは、決まっている。

が!

「イガぁぁぁ!」
ん?
「サゲ!」
あ?
「アジ?」
はあ?

ということで、わいの頭の中で準備していたシナリオは
見事に崩れ去った。
松前のわらしは、侮れん。

しかたがないので
「大間では『マグロ』が自慢です!
だから、マグロのぼりにメッセージを書いてくださ~い」
という、苦しい展開となりました。

Matumae1

はい、ズーーームしたのがこれだ!

Matumae2

松城小学校の3年生から6年生。
元気なみんなに、わいの方が元気をもらいました。
ほんとに、ありがとう!
そして、とっても勉強になりました~。
(島ヤッコ)

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2011年5月 4日 (水)

晴れのお披露目の日、そのウラ側4

いよいよ大詰めの島ヤッコでごんす。

ブルードルフィン甲板での、猛烈アピール活動を終え
ほっとしているあおぞら組。
キンズには、マグのぼ星人が降りてきている模様。

Ura15

海が荒れたため、予定よりブルードルフィンの到着時間が遅れ気味。
再び猛ダッシュで、五稜郭タワーに向かわねばならん。
先発隊として、直接、大間から函館に先乗りしてたのは
バグダンたらこと新人ワカナ。
たぶんきっと、泣いている。ぱつっている。
今行ぐして、待ってせよ!
お出迎えしてくれたみなさんにハイタッチして
フェリー埠頭から五稜郭タワーへ。

会場に入ると、お客さんがわらわら集まっている。
マスコミのみなさんも、わらわらと集まっている。
来賓の大間町長は、目玉をぎょろぎょろさせている。
「お披露目の儀」開始の30分前。
想定していた最悪ぎりぎりの準備時間が、30分前でござった。
始まる前に、わいはションベンする時間があるだろうか…。

Ura16

わいがトイレから出て歩き出したら、司会のりょういぢが
しゃべり始める声が聞こえた。

ってことで、この先のオモテ舞台は、
「ハコダテ150プラス」さんがまとめてくれたレポートを
ご覧くださいませ~い!↓

http://www.hakodate150plus.com/news/2011/04/post-264.html

いや~やいやいやい、やり切りました~。
組員一同、出し尽くしました~。

あとかたづけのあと、タワーのすぐ脇の五稜郭公園にて
泳いでいるマグロのぼりを眺めながら、桜を愛でながら
被災地への思いをはせる、鎮魂の花見でござんした。
今日の儀式のお神酒にさしてもらった南三陸町を支援する純米酒
「南三陸 庄内の風」をいただきました。

Ura8

函館の花見は、とにかくジンギスカンを食らうということ。
ジンギスカンを焼き始めると、みんな無口になるということ。
焼いてないと寒くなるので、ひたすら焼いて
食い続けねばならんということ。
いろいろ勉強になりました。

で!このウラレポは、まんだつづきがあーーる!

このあと、青森豊成さんとカオリ姉には、
ある重要なミッションが待ち受けていた。
それが、これだ!

Ura9

みんなに心を込めて書いてもらったメッセージ・マグロのぼり。
翌日からはアトリウムに展示することになっている。
そのために、閉館後のひっそりとしたアトリウムで
一生懸命、やっていた。

わいヤッコは、うろちょろして、ただちゃちゃを入れてるだけ。
邪魔だして!とカオリ姉に怒られたが、
怒られたのが自分だと勘違いして、ふてくされてる
バグダンたらこ。
左側にかすかに写っている。
まもなく戦線離脱。

Ura10

夜9時近く。いよいよ形ができ上がってきた。
完成度を厳しくチェックしているタワー・中野常務も
満足っぽい顔つきをしてるぞ。
キンズ&ノリ&間山のスリー・アミーゴーズで心を合わせ
持ちあげてみる。

Ura12

これにて、あおぞら組の長ーい長ーい1日は
ようやく幕を閉じたのでございました。
こんなアホ・ゲリラに力を貸してくだったみなさん!
ほんとうにほんとうに、ありがとうございました(涙)。

Ura131

最後の最後は、集合写真を忘れませんでした!

(ヤッコ)

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2011年5月 3日 (火)

晴れのお披露目の日、そのウラ側3

ウラを書いてたら、どんどん長ぐなってまってな~
の島ヤッコでごんす。

観光物産館アスパムから、猛ダッシュでフェリー埠頭にやってきた
囃子方軍団とあおぞら組と青森豊成の多国籍PRキャラバン部隊
総勢13人。

10時の出港に合わせて、船内ロビーにて
まずは、ねぶたマグロのぼりのお披露目。ねぶた囃子に合わせて
ハネト間山も、見事なハネっぷりをご披露。
間山の限界まで、囃子を続けでみるが、とMCりょういぢとわいは
ちょっとずるい目になりましたが、ほんとのイジメになりそうなので
いいとこでやめました。

その後、メッセージマグロのぼりを広げて
船内のお客さんたちにも、メッセージを書いてもらったり
募金を集めたり。
このブルードルフィン内で集まった「1万5398円」は
日本赤十字社を通じて、しっかと募金させていただきます!

Ura15

一方、食堂では、カオリ姉が子ども向けに
カブトづくり体験ぶっかまし!
予想以上の人気で、テーブルのあちこちでかぶとを折ってる
親子あり。カブトではなく、テーブルに絵を描くわらしあり。
子どもよりも夢中になって、マグロの絵を描くママあり。

当初は、紙製の帽子にマグロのぼりを描いてもらって
「マグロのぼり帽、略してマグのぼー」にして、わらしにかぶってもらう
っちゅうのが、わいどの構想でござんした。
がしかーし、五稜郭タワーの中野常務が
「そんなのかっこ悪い。子どもは、絶対喜ばないよ」と
ばっさりダメ出し。わいど、子どもいねーして、わがんねーもの
とぶちぶち言いながら、常務のいいなりに作ったのが、
この折り紙カブトでござった。
おっしゃる通り、子どもだぢに受けがいいわい。ちっ!

そのカブトが、これだ。

Ura15a

そうこうしているうちに、海がしけてきて、わいヤッコは
戦線離脱。電車の中で携帯メール打っとるとゲロってくるほど
ヘナチョコなのでござるよ、ぷ~。
わい以外の組員は、津軽海峡フェリー特製のフェリ弁を食べ
元気もりもり、ノリ&間山の26歳ペアは、さらにカップラーメンも食らい
さらに元気もりもり。働いておりました。

そして、函館の埠頭への入港30分前、わいヤッコは戦線復帰。
集合写真撮るのを、やっぱり忘れていたことに気づき、間山を責める。
いっつもいっつも、あおぞら組は集合写真を忘れるのだ。
だから、新人・間山に「覚えでおがせよ」とわいは言っといたのに
やっぱり間山も忘れおった。

で!下船前にかろうじて撮った写真がこれだ。

Ura6

このあと、下船準備のドライバーさんたちが車のところに降りていく
タイミングを狙って、再度、マグロのぼりのお披露目PR。
予定ではこのあと、甲板にてマグロのぼりをばっと広げて
マグロのぼりを掲げたブルードルフィンが、港に入っていく
という風景を夢見ていたが、強風のため、断念。

そうは言っても、お迎えしれくれてる人たちがいる。

ほら、いだ!いだ!

Ura7

なんかやらねばならん!
とにかく、手を振るど!

手を振りながら叫ぶ。
「着いたぞーー!」
「よぐ、来たのぉ~!」それは、こっちのセリフじゃない。
「へばの~!」いま着いたばかりじゃねーか!

そうだ、マグのぼ星人があるじゃないか!
間山、跳ねろ!
あど、なんがねーが。
イガ踊りだ!

最後は、うろ覚えの中途半端なイガ踊りで場つなぎ。
マグのぼ星人を着たキンズが、イガ踊りをするのを見て
青森豊成の工藤社長が、ぼそっと言った。

「マグロがイガ踊りしてるのも、すごい話だな…」

まだつづくが、次で最終回にしたいなあ。

(ヤッコ)

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晴れのお披露目の日、そのウラ側2

つづきでござるのクミチョーのヤッコです。

4月29日、朝9時、三角にそびえる青森市・観光物産館アスパム。
「海のまちの元気と復興への願いを込めて
泳げ!巨大マグロのぼり」魂入れの儀。
県庁ねぶた囃子方の集合太鼓が、力強く鳴り響いた。
スタートだ!

伝統芸能(に、いつかなる)・マグロのぼりの舞で
魂を入れるのは、キンズだ。

いつ、どうやってこの前衛的な舞が誕生したのか
もはや忘れていた。うんうん考えて、フェリーのなかでイビキをかいて
寝て起きたら、思い出した。

おととし、下北沢音楽祭に出撃するにあたって、
海鳴り太鼓の新しい演目はなんもねーのかと、わいは芸能部に
ツメ寄っていた。ナルのふるさと材木の神楽の囃子に合わせて
毛布神楽(簡単に言うと、毛布を使ったエア神楽。と言っても、わがんねーべな)
やったらどんだ。みたいなことを言っていた。
キンズなら、でぎるよの。キンズにできないことはない!
とか言ってる間に、この天才舞踏家は
急に舞いはじめた。

「マグロのぼりの舞」誕生の瞬間である。

以後、舞いはさらに磨き込まれ、小道具も本格的に準備され
ステージを重ねるたびに、技は洗練されていった。
そしてこの日も、観衆の10人にひとりぐらいを、笑いのドツボに
陥れながら、魂入れの舞の奉納は終わった。
お神酒として用意された南三陸町を支援する純米酒
「南三陸町 庄内の風」を飲み干そうとしているキンズの写真が、これだ!

Mai

彼はこのあと函館・五稜郭タワーでも、舞いのご披露が控えている。
「魂入れの舞ど、お披露目の舞は、もぢろん違うよの」と聞いてみた。
「当然だべさ!」と、この天才舞踏家はおっしゃった。
余計な質問だった。

さあ、お待ちかね。巨大マグロのぼりのご披露である。
原画を描いてくれたねぶた師の竹浪比呂央さんも、
駆けつけてくれている。
ねぶた囃子の小屋出し太鼓が鳴り始めた。
まずは、被災地へのメッセージを400人あまりが書いてくれた
メッセージマグロのぼりの立ち上げ!
つづいて、ねぶたマグロのぼりの、立ち上げだ!

ウラ側をご紹介するブログだから、まんず、ウラ側をお見せしよう。
これだ!

Ura1

ねぶたの花笠をかぶっておるヘンな男がひとり、混じっている。
新人の間山だ。
年明けから、あおぞら組に迎え入れられた県庁ゲリラだ。
ねぶたと言えば青森市。間山のみ青森市出身だから
やっぱり花笠かぶんねーばダメだべさ。ということでの大抜擢。
だとわいは思っているが、本人はイジメだと思い込んでいる。
まあ、あと3回ぐらい泣かないと、本ゲリラにはなれねーしての。

せっかくだから、正面からの勇姿も、ご覧ください!

Ura5a

青森朝日放送のキャメラが、ねっとりと撮ってくれてます。
いよいよフィナーレで、このままねぶたマグロのぼりは
囃子方を引き連れて、アスパムの外へ。
魂入れの儀、無事終了~!

このあとわれらは、10時出港の津軽海峡フェリー・ブルードルフィンに
乗りこむべく、猛ダッシュでフェリー埠頭へと向かったのでした。

まんだまんだ、つづく。

(ヤッコ)

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晴れのお披露目の日、そのウラ側1

いぎなり話は、「お披露目」に飛んでしまって
恐縮ですっ!のクミチョー・ヤッコでごんす。

途中の話は、後ほど、ねっとりご報告することにして。
いよいよ迎えた巨大マグロのぼり・お披露目の前日。
あおぞら組は、大間から青森に向かいました。
男子組員は、いつも車でばっかり移動してるので
「快速しもきた」に乗るのも初めて。るらるらと、
いい旅夢気分を満喫しておった。

しかーしわいは、今日のアスパムでのリハが
ある意味、正念場だと思っとりました。
全長10メートルもある巨大マグロのぼりを
ばっと、お披露目した瞬間。おおお~!と地の底から
湧き上がるような歓声が、あがらねばならん。
ここがぐだぐだすると、すべてぶち壊しなのだ。
「ちゃんとできるようになるまで、寝ないでやる!」
と、わいは組員に言っとりました。

Ura2

ねぶた囃子の小屋出し太鼓に合わせて、心をひとつに
マグロのぼりを、さあ、あげていく~。

心配したほどのことはなく、総勢5人の力で巨大マグロのぼりは
すっくと立ち上がった!なにもかにも、青森豊成さんのおかげです!
マグロのぼりとポールの取り付けを、素早く確実にやれるよう
細工を考え出してくれたのでござるよ。
社長自ら、そのポールを持ち上げる。(写真手前)

そして、県庁ねぶた囃子方の顔はコワイが心はやさしい中村さんと
囃子と進行の流れをすり合わせて、リハは2時間もかからず
無事終了~となりました。

して迎えた、4月29日当日の朝。
ナルりょういぢが、集合時間に来なかった。
ホテルの部屋を出ようとしたら、鼻血が出てきたらしい。
さすがナルだ!気合が尋常じゃーない。

しかーも雨の予報が、晴れとるやないか。
天候状態が悪いと踏んで、アスパムのロビーで
「魂入れの儀」をやろうと思っとたが、
マグロのぼり、外に出せるもんなら出したい。

急きょ、作戦変更ぢゃ。魂入れのエンディングに、
みんなで外に出だら、どんだ。おし、試しにやってみるべっちゅうことで
やってみたのが、これだ。

Ura3

Ura4

エンディングは「これから函館に行ってきます~!」で
マグロのぼりごと外に出ていく。
後ろを、囃子方もついてきてくれることになった。
なんだか、とってもかっちょいいんでないかい。

まだまだ、つづく

(ヤッコ)

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