四万十の専業主夫の生き方
クミチョーのヤッコです。
今日は、四万十の川ちゃんの話。
そのふとの職業は「専業主夫」。
川下徳之さんと言います。
わいが、また旅プロジェクトの勉強会で会ったときも
首からマイ箸ぶらざげて、エコバッグ2つぐらい担いでました。
ほいで、当然わいどのエコだべさバッグも買ってくれた。
ありがとう!!!
懇親会には出ずに風のように帰ったのは、きっと
夕ご飯のしたくがあったからだと、わいは睨んでおります。
彼は、四万十へのIターン第1号だ!
とみんなが言うとりました。
で、名刺といっしょにわいにくれた決意書(というのか!)には
こんなことが書かれていました。
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山から出た豊かな栄養を海まで運ぶ川。
海からアユやウナギ・ツガニなど、たくさんの生き物が遡上する川。
そしてまた、海へと帰る川。
山と海をつなぐこの地の生命線、四万十川。
この川に惚れ込み、ここに生きることを決めた。
これからもこの川を愛し、ずっとずっと向き合っていきたい。
ただ残念ながら、四万十川は世間で言われているほどキレイではない。
でも、じゅうぶん再生可能な川である。
四万十川がたくさんの人たちの期待通りの川として蘇るために、
まず自分から動こうと思う。
「昔は、対岸が透けて見えるほどキレイじゃった!」
「ホウキで岸に掃いて捕れるほど、アユがおった!」
昔を知る人は云う。
どれほど美しかったのだろう?
美しい四万十川を見たい!
川の汚れの原因は色々ある。
生活排水・工業排水・農薬、化学肥料・三面張りの側溝
・ダム・森林の荒廃などなど。
もちろん、すべてを一気に解決することが望ましいが、
当然、時間も費用もかかる。
もしかしたら不可能に近いことかもしれない。
しかし、汚れの一番の原因であり、個人のちょっとした意欲で
取組むことができる生活排水の分野なら
きっと『自分にもできる』。
‘石けん’の普及を引き続きやっていく。
さらに、流域の廃油(テンプラ油)回収も。
家庭で生み出される廃油(テンプラ油)。
排水として垂れ流しているかもしれない。
固めて生ゴミとして出しているかもしれない。
新聞に吸わせて焼却処分されているかもしれない。
これは、もったいない!
捨てれば、ただのゴミ、四万十川も苦しい。
集めれば、無料(タダ)の資源、再利用ができる。
石けんに、自動車燃料に。
自分が動く。
ふーちゃん(妻)に買ってもらった軽トラを回収車に。
四万十川流域廃油回収車、“しーまうんと号”《Sea⇔Mt.号》。
海と山を行き来する。
川沿いを走る。
廃油を貰う。
庭先で話す。
笑う。
川の中を行き来する。
アユを捕りながら、ゴミも拾う。
キレイな川にしたい。
だから廃油回収車。
廃油を回収しながら地域を廻る。
ついでに、地域をパトロール。
川下徳之、と申します。
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さあ、お待たせしました!!!
これが、“四万十川流域廃油回収車”
『しーまうんと号』Sea⇔Mt.号
ナンバープレートは、ぬわ〜んと「〜川〜」ぢゃい!
川ちゃんは、替え歌を歌いながら、これを転がしているらしい。
かっちょいいぜ、川ちゃん!かっちょいいぜ、専業主夫!
(ヤッコ)
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コメント
かっちょええよねー、川ちゃん♪
けんどオマヌケなところもあって、
それがまたみんなに愛されてるところながって。
一昨年、川ちゃんとこに行ったときの日記↓です。
http://mocotyan.seesaa.net/article/29231058.html
この鮎がうまいのなんの・・・^^
投稿: moco(ねーさん) | 2008年3月27日 (木) 23時02分